常識を疑え!Appleと投資家に学ぶ、バドミントン勝利の法則
バドミントンオンライン教室講義資料
1. 常識を疑うことの本質的価値
- 常識とは何か? - 誰かの経験則や集合知、しかし盲点も
- なぜ疑う必要があるか? - 物理的・心理学的・脳科学的合理性の検証
- 例:「足をつけて打て」は本当に正しいのか?
- 止まって打つ → スイングが速すぎる → タイミング合わず
- 移動しながら打つ → スイング速度を抑えられる → 安定性向上
「本当にそれでいいの?」という鋭い問いを投げかける
2. Appleの「Think Different」から学ぶ
倒産寸前のAppleを救った選択と集中
- 不採算プロジェクトのバッサリ整理
- 宿敵Microsoftからの投資取り付け
製品ではなく価値観を売る広告戦略
- アインシュタイン、ガンジー、ピカソなど歴史を変えた「クレイジーな人たち」を称賛
- Apple製品のスペックや価格は一切語らず
- 伝えたのは考え方、価値観、魂
3. バドミントンチームの価値観革命
我々が学ぶべき4つの勝利のエッセンス
- 何のために戦うのか?チームの魂を語ろう!
- 常識を疑い、普通じゃない戦術や練習もアリ!
- ファンとの心の絆を最高の武器に!
- 自分たちらしさを貫く勇気を持とう!
「製品を売るな、夢を売れ!機能を語るな、魂を語れ!」
4. 価値観を言語化することの驚くべき効果
- なぜバドミントンをするのか?
- なぜ勝ちたいのか?
- 成長とは価値観の変化である
脳科学的根拠
- 人間の脳は「何を」より「なぜ」に反応する
- 論理的思考(ネオコルテックス)より先に感情的反応(辺縁系)で判断
- 価値観、つまり「なぜ」を語ることで人の心の奥深くに訴えかける
5. プロセス重視と結果への向き合い方
投資家の「アルファ」発見と選手育成の共通点
- 投資家:市場が気づいていない価値を発見する執念
- 指導者:選手以上に選手を知る
結果よりもプロセスにこだわる姿勢
- 結果はたまたま。努力は常に足りない
- 勝ち負けの二項対立ではなく、プロセスの改善に注目
- 例:「引きすぎ」問題、なぜ物理的に非効率なのか?
6. 「いつも同じことをやろう」の深い意味
一見天才的なプレー、しかし...
「一見天才的なプレー。でも、一番混乱してるのは、あなたのパートナーかも?」
予測可能性がもたらす信頼関係
- 一流選手は確立されたパターンを持つ
- パートナーとの完璧な連携、阿吽の呼吸
- 力を合わせて上達しよう - バドミントンの王道
7. 自己との向き合い方と「演じる」価値観
「性格を演じよう」
- 「素の自分」「ありのままの自分」は本当に正しいのか?
- ありたい自分を明確にイメージし、その性格を「演じる」
- 感情は情報に対する自動的な反応ではなく、私たちが選べるもの
あなたは今日、コートでどんな選手を演じますか?
- 負けても前向きな選手?
- チームメイトを鼓舞する選手?
- 自分のミスに落ち込む選手?
8. 練習改革からの学び – 言語化とアウトプット
感覚的技術を言語化する価値
- 「猫招き打ち」「骨格で支える」- 上級者の感覚的技術を言語化
- 言語化することで中級者や初級者の理解度を高める
- 説明することで自分自身の理解も深まる
インプットだけでなくアウトプットの重要性
- 知識を得るだけでなく、それを言葉にし発信する
- 他者に伝えるプロセスが自己成長に不可欠
9. 挑戦することの価値
変化する世界での「原則中心」の生き方
- 原則 = 自分自身を深く内省し、心から納得できる「自分の憲法」
- 原則に基づいた行動選択で心の安定を保つ
あなたの「バドミントンの原則」は何ですか?
- 価値観を見つめ直し、言葉にする
- その価値観に基づいて常識を疑い、新たな地平を切り開く
- 力を合わせて上達しよう!
バドミントン革新のヒント:実戦的戦術
マレーシアオープンから学ぶ5つの戦術ポイント
- シングルス的レシーブの有効性 - 角度よりショートリターンの安定性
- 難攻不落の相手への対処法 - 一度守りに入って相手の視界を変える
- ミスで終わらないリスク管理 - 際ぎりぎりを狙わず次につなげる
- 相手の足が止まったら「ゆっくり回す」 - スピードでなく持久戦で消耗させる
- バックラインを気にしたら、即詰めろ! - チャンスの兆候を見逃さない
練習改革:常識への挑戦
【練習改革①】ダブルスの「引きすぎ」問題
- ラケットを体のそばに置く
- 近づきながらコンパクトに打つ
- 相手ショットの精度向上、リカバリー時間短縮
【練習改革②】「足をつけて打て」の呪縛からの解放
- 止まって打つことの物理的デメリット
- ゆっくり移動しながら、着地する前に打つ利点
【練習改革③】奥義「猫招き打ち」と「骨格で支える」新境地
- シャトルを失速させる技術的工夫
- 筋力だけでなく骨格構造を活用した効率的な動き
まとめ:あなたのバドミントン革命
今日から実践できる3つのアクション
- 常識を疑い、物理的・科学的根拠で技術を見直す
- あなたの価値観を言語化し、チームと共有する
- プロセスにこだわり、日々の練習で「演じる」
最後に大切なこと
- バドミントンで「最高のスマッシュ」を叩き込むため
- チームとして、個人として成長し続けるため
- 力を合わせて上達しよう!