他人の目、気にするくせに「他人」を見てますか?

コート上の厄介な矛盾

「下手だって思われたくない…」「ダサいって思われたかな…」 周りの視線ばかり気になるあなた。でも、その視線の主である「他人」のこと、ちゃんと見ていますか?

気になる「視線」、見えない「他人」

コートに立つと「周りからどう見られているか」ばかり気にしてしまう。自分のプレーよりも、他者の視線や評価という、曖昧でコントロール不能なものに心をすり減らしていませんか?

そして、「自分はこんなに気にしているんだから、周りも私のプレーを細かくチェックしているはずだ」なんて、無意識に思い込んでしまう。まるで自分が世界の中心かのように…。

意地悪な質問ですが…

「周りの目」をそこまで気にしているあなたは、その視線の主であるはずの「他人」一人ひとりに、どれだけ本物の興味を持っていますか?

…もしかしたら、驚くほど「他人」そのものには無関心だったりしませんか? 周りの人々は「自分を評価するための存在」としてしか見ていないのかも。

なぜなら… 面倒くさいから?

他人を本当に理解するのは骨が折れます。面倒くさい、と言ってもいいかもしれません。

だから、よくわからない「不特定多数」に向けて、「なんとなく良い印象」を与えようと必死になる。それはまるで、どこにあるかもわからない的を狙って、ひたすらシャトルを打ち続けるようなもの。

勝てるはずのない、「難攻不落の戦い」に自ら挑んでいるようなものです。正直、不毛ではありませんか?

さあ、どうしますか?

自分 他人

これからも、正体不明の「他人の目」という幻影に怯え、その評価のためだけにプレーし続けますか?

それとも、少しだけ視点を変えて、すぐ隣にいるチームメイトや、ネットの向こう側にいる対戦相手という、「リアルな他人」にもう少しだけ目を向けてみますか?

まあ、無理にとは言いませんが…

…他人に興味を持つのが面倒なら、
無理にとは言いませんが。🤷