1. 感情は「発生」するもの? いや、「選択」するものだ
「どんな状況でも、自分の態度は選べる」。この言葉のさらに先へ。態度だけでなく、実は「感情」さえも私たちの選択次第だとしたら?「自分は負けず嫌いではない」という思い込みを覆し、感情を成長のエネルギーに変える方法を探ります。
コーチの格言
性格とは演じるもんだ。積極的に演じていこう。これは感情さえも目的のために選択できるという考え方です。…今の自分とありたい自分のギャップは演じることで埋めるんだ。
感情に振り回されるのではなく、勝利という目的のために「負けず嫌い」を意図的に選択し、演じる。この革命的アプローチが、停滞を打破し、新たなステージへあなたを導きます。
2. 「負けず嫌い」の2タイプ分析
「試合に負けても悔しいと思わない」。この自己分析から、「負けず嫌い」の正体を探ります。コーチは、負けず嫌いには2つのタイプがあると指摘します。
コーチの問いかけ
今の君はまだ勝ちにこだわって戦っていない。他者と比較するタイプの負けず嫌いはどんな形でもいいから勝ちたい。目先の一勝を取りたいと考える。この執念が今の君には必要なんじゃないか。
過去の経験から封印していた「勝ちたい」という本能。技術不足を言い訳に、本気で勝ちにいくことから逃げていた自分。その全てを見抜き、未熟な感情でさえも「利用する」という驚くべき戦略が示されました。
3. 「報告」が楽しみになる心理学
「コーチに報告するのが楽しみ」。ある選手のこの言葉をきっかけに、行動を継続させる強力なメカニズムが解き明かされました。これは単なる真面目さではなく、心理学に基づいた合理的な動機付けだったのです。
コーチの分析
この報告が楽しみというメカニズムは人の内発的動機付けに不可欠な3つの欲求を同時に満たすと分析してます。自立性…自分の判断で行動を選択する感覚。有能感…実行し、形にできたという手応え。関係性…指導者や仲間と繋がり、孤独ではないと感じられる安心感。
「気合」や「根性」に頼るのではなく、「報告ループ」を意図的に設計すること。これが、アドバイスの実行率を飛躍的に高め、継続的な成長を実現する鍵となります。
4. 地動説に学ぶ「常識を疑う力」
なぜこの教室で「地動説」が語られるのか?それは、地動説の歴史が、まさに私たちが上達するために必要な「科学的思考」そのものを体現しているからです。
コーチの視点
科学の大切さ、常識を常識を疑い観察し、考え証明する。これ本当私たちがやってることですよね。本当に前で打つのが正しいのかとそういうことですよね。常識を疑い観察し考え証明していく。これが科学の基本です。
「前で打て」「もっと速く」。バドミントン界に溢れる”常識”を鵜呑みにしていませんか?なぜそうなのかを観察し、自分なりに考え、実践で証明していく。この科学的なアプローチこそが、停滞を打ち破る原動力です。
5. パートナーへの「神対応」分析
トップ選手の試合映像から、ダブルスにおけるパートナーシップの極意を学びます。特に、パートナーがミスした瞬間のリアクション。その一瞬の表情や仕草が、ペアの雰囲気、ひいては試合の流れを大きく左右します。
コーチの解説
(ソ選手の顔を見て)これすっごい優しいですよね。うんって。…悔しいよなっていうのを共感してるんですよ。ただに笑うのがさ、優しいじゃないからね。共感してるんですよね。これ。
「ドンマイ」と声をかけるのは簡単ですが、本当の意味でパートナーの心に寄り添い、共感を示すことができているでしょうか。自分のリアクションがペアの力を引き出す鍵となります。
6. 5つのコーチング的学び
今回の教室の核心となる、あなたのバドミントンと人生を豊かにする5つの学びをまとめました。
1. 感情は「選択」し「演じる」もの
感情は自然発生するものではなく、目的のために選択できる。理想の自分を「演じる」ことで、行動が変わり、やがて本物の力になる。
2. 「報告」を最強のモチベーション装置に
結果ではなく「報告」というプロセスを目標にすることで、実行のハードルは劇的に下がる。脳の報酬系と心理学をハックし、行動を自動化しよう。
3. 科学の心で「常識」を疑え
バドミントンのセオリーも、地動説のように覆る可能性がある。「なぜ?」と問い、観察し、考え、実践で証明する姿勢が、あなたをその他大勢から抜け出させる。
4. ミスへの反応がペアの真価を問う
パートナーのミスに対し、非難ではなく「共感」を示せるか。その一瞬の態度が信頼関係を育み、逆境を乗り越える力になる。
5. 「気楽さ」が成長を止める
「ミスってもいいや」という気楽な練習は、1年後も同じミスを繰り返すだけ。「ミスったら死ぬ」くらいの緊張感が、技術を体に染み込ませる。
7. 実践チェックリスト
学びを行動に変えてこそ、本当の変化が生まれます。今日からできる「小さな一歩」を踏み出してみましょう。
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