「〇〇しかない」は
思考の停止線

〜一歩先へ踏出すためのバドミントン思考法〜

Phoenix-Aichiバドミントン教室

その「〇〇しかない」
本当に唯一の道ですか?

スマッシュが速い相手には、攻撃しかない!

体力がないから、前衛にいるしかない…

練習してないペアだから、いつもの戦術しかない…

しかし、本当にそうでしょうか?
他に選択肢は、本当に一つもないのでしょうか?

Phoenix-Aichiバドミントン教室

私たちが「しかない思考」になる4つのワケ

1. 焦りとプレッシャー

試合中の緊迫した場面で、冷静な判断ができなくなり、手っ取り早い結論に飛びついてしまう。

2. 過去の成功体験

「前はこのパターンで勝てたから」という思い込みに縛られ、他の選択肢が見えなくなる。

3. 情報不足

単純に他の戦術や選択肢を知らないため、自分の知っている範囲がすべてだと錯覚してしまう。

4. 決断の責任からの逃避

「これしかない」と決めれば、他の選択肢を比較・検討する手間や責任から逃れられる。

無意識のうちに、自分のプレーの可能性を狭めてしまっているのです。

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「しかない思考」から抜け出すための4ステップ

1

意識的に立ち止まる

「本当にそうか?」と自分に問いかけ、思考停止のサインに気づく。

2

「もし〜できない?」

その選択肢が封じられたと仮定し、脳に別のルートを探させる。

3

視点を変えてみる

コーチや仲間ならどう考えるか?他者の視点を借りてヒントを得る。

4

目的を再確認する

そもそも何を達成したいのか?根本的な目的に立ち返り、手段を探す。

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【ケーススタディ】スマッシュが速い相手の攻略法

陥りがちな「しかない思考」

スマッシュが速い相手には、
打たれる前に攻撃するしかない!

4ステップで思考を分解

目的を再確認

目的は「攻撃」ではなく「試合に勝つこと」

視点を変える

守備が得意な選手なら?相手の体力を奪うには?

「もし〜できない?」

相手のレシーブが固く、攻めきれなかったらどうする?

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「攻撃しかない」から脱却すると、戦略が広がる!

「試合に勝つ」という目的に立ち返ると、新しい選択肢が見えてきます。

思考の袋小路:「攻撃しかない」
思考の転換

選択肢 A

徹底した守備とカウンター

あえてスマッシュを打たせ、拾い続けて体力を消耗させる。甘くなった球をカウンターで狙う。

選択肢 B

緩急と配球で崩す

速い攻撃に固執せず、ヘアピンやロブで相手を揺さぶり、強打できる体勢を作らせない。

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選択肢は「見つける」のではなく
「創り出す」もの

「〇〇しかない」は、思考のショートカット。

成長や上達は、その「しかない」を疑うことから生まれる。

道は一つしかないのではない。
あなたがまだ、他の道に気づいていないだけだ。

次の練習から「本当に?」と自問してみよう!

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ご清聴ありがとうございました

質疑応答

Q & A

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