“根性なし”を見抜き、本物の成長サイクルを回せ
開催日
2025.08.24
この差はどこから来るのか?
素直さ
(Teachability)
指導者が「もっと教えたい!」と感じる選手が持つ、最も重要なスキル。
「これ、なんでやるんですか?」
「納得したらやります」
一見、合理的だが成長の機会を逃す。
結果:学習サイクルが停滞
「理由は分からないけど…」
「まずやってみます!」
最速で自分に合うかを検証できる。
結果:学習サイクルが爆速で回る
トップアスリートも実践
プライドや我流に固執せず、教えを素直に実行する姿勢こそが、世界の頂点へと押し上げる。
単に気が弱い人ではありません
自分の身を守るためなら、
平気で仲間を捨てる(人のせいにする)人
信頼できる仲間と組むために、自分の心とキャリアを守る重要なスキルです。
根性は生まれつきではなく、日々の積み重ねで作られます。
圧がかかると、すぐに目をそらす。
重心が後ろにあり、反射的に引く姿勢をとる。
不利になると急に早口になったり、声が上ずったりする。
「無理ならやらなくていい」と言われた時、安堵して逃げ込むか。
過去の失敗を「運が悪かった」など他責で語るか。
「5分の遅刻ぐらい…」と、メリットで判断して約束を軽んじる。
相手の返球が良く、上から叩かれてしまう。守りの展開に。
結果:低い打点で触らされ、不利な状況に
相手の体勢が崩れたのを見てから前に出る。攻めへ転換。
結果:高い打点で触れ、有利な状況に
重要なのは、相手の状況に「合わせて」動くこと
物事の根本を考える習慣が、コート上での洞察力や創造性に繋がります。
「〇〇しかない」という状況は、本当にそうなのでしょうか?
なぜ、多数決は必ずしも良い結論を導かないのでしょうか?
「負けず嫌い」が、かえって成長を妨げるのはなぜでしょう?
あなたが「勝つこと」で本当に得たいものは何ですか?
アドバイスを「まずやってみる」姿勢が成長を加速させる。
「小さな約束を守る」といった日々の誠実な行動によって育まれる。
教わったことをすぐに試し、結果を報告することで学習サイクルは最速で回る。
相手の状況に「合わせて」動くことで、常に有利なポジションを取れる。
「なぜ?」と物事の本質を問う習慣が、コート上での創造性を生み出す。
学んだことを自分の力に変えるには、行動あるのみ。
コーチや先輩からのアドバイスを、その日のうちに一つ試したか?
試した結果、「こうでした」と具体的に報告・相談したか?
相手の体勢が崩れたのを見て、一歩前に詰める意識を持てたか?
小さな時間や約束でも、守ることを意識して行動したか?
自分のミスを振り返る時、「なぜその判断をしたか」を考えたか?
「いつもこうだから」という思い込みを疑い、違う選択肢を考えてみたか?
「素直さ」は、単なる性格ではなく
今日の学びをインプットで終わらせず、ぜひチェックリストの項目を一つでも実践してみてください。
その小さな行動が、あなたのバドミントン、そして人生を、より豊かなものにしていくはずです。
ご清聴ありがとうございました。
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