タイトル：そのベンチワーク、選手を不安にさせてませんか？
皆さん、こんにちは！本日のブログは、バドミントン愛好家の皆さんの熱気で画面が曇るほど（？）盛り上がった（ということにしている）先日のオンライン教室の内容を、わたくし、広報担当のK藤がレポートいたします！
今回のテーマは、試合中のベンチワーク。特に、コーチの皆さんのふとした仕草や表情が、コートで戦う選手たちにどんな影響を与えているのか、という、ちょっと耳の痛い、でもめちゃくちゃ大事な話です。正直、私も「あるある！」と膝を打ちすぎて、ちょっとアザができました（嘘です）。
H2: 無言のプレッシャー？ベンチからの視線が選手を追い詰める！
さて皆さん、試合中にベンチにいるコーチの何気ない仕草、選手は見ていないようで、実はしっかり見ています。いや、感じ取っています。コーチが思っている以上に、ね。
H3: 「首を傾げる」その一瞬、コート上の孤独な戦いは揺らぐ
「今のプレー、ちょっとどうなの？」と言わんばかりに、コーチがベンチで首をコテンと傾げる。 良し悪しはさておき、コート上でたった一人（ダブルスでもペアはいますが、コーチとはまた違う孤独感がありますよね！）で戦っている選手にとって、この無言のサインは結構なプレッシャーです。
考えてみてください。大事な会議で、あなたが一生懸命プレゼンしている最中に、隣の上司が無言で腕を組んで、深いため息とともに首をゆっくり横に振ったら…？ 「え、何かまずった？」「この企画、ダメだった？」って、一気に不安になりますよね。それと同じ、いや、勝敗がかかっている分、もっとかもしれません。
選手は、コーチのそんな些細なリアクションから、「今のプレーは良くなかったのか」「期待に応えられていないのか」と、どんどんネガティブな思考に陥ってしまう危険性があるんです。
H3: 評価者から共闘者へ！コーチに求められる真のサポートとは
もちろん、的確なアドバイスは必要です。でも、それは選手を「評価する」という上からの目線ではなく、「共に戦う」という横からの目線であってほしい。
孤独にシャトルを追いかける選手と、同じ気持ちで、同じ方向を向いて戦う。そんな姿勢が、何よりも選手の心を強くするのではないでしょうか。ベンチは**「評価席」ではなく「作戦司令室」であり「心の応援団席」**であるべきなのです。
H2: 喝！その「天を仰ぐ」リアクション、チームの士気を下げてますよ！
もう一つ、オンライン教室で「あるわー…」と（私が勝手に）深いため息が漏れたのが、コーチの過度な感情表現、通称**「テンアオ（天を仰ぐ）」問題**です。
H3: 得点したら大喜び、失点したら天を仰ぐ…それ、本当に選手のため？
選手がスーパーショットを決めて得点すれば、まるで自分が決めたかのように両手を挙げて大喜び。それはまあ、微笑ましい光景かもしれません。 しかし、問題は失点した時。あからさまに天を仰いで「あーあ」と落胆したり、不満そうな顔を露わにしたりするコーチ、見かけたことありませんか？
これ、選手からするとたまったもんじゃありません。 コーチの一喜一憂に振り回されて、「コーチをガッカリさせちゃいけない」「コーチを喜ばせないと」と、相手選手ではなくコーチの顔色をうかがうようになってしまいます。それって、本末転倒ですよね？
H3: いない方がマシ？ – コーチはあなたの駒じゃない、仲間だ！
極論かもしれませんが、選手をそんな気持ちにさせてしまうくらいなら、むしろベンチにいない方がマシ、なんて声も（私の心の声として）聞こえてきそうです。 選手は、コーチが評価されるための駒ではありません。共に勝利を目指し、共に成長していく大切な仲間のはず。
自分の感情をコントロールし、どんな状況でも選手を勇気づけ、冷静な分析と的確な指示で支える。それが、選手の力を最大限に引き出すベンチワークではないでしょうか。厳しいことを言いますが、それがプロフェッショナルというものです。
H4: まとめ：コートの選手と心で繋がるベンチワークを！
今回のオンライン教室レポート、いかがでしたでしょうか？ コーチの皆さんにとっては、少し耳の痛い話だったかもしれません。しかし、選手の力を信じ、その能力を最大限に引き出すためには、ベンチからの声援や指示だけでなく、非言語的なコミュニケーションがいかに重要か、再認識するきっかけになれば幸いです。
選手を不安にさせるベンチワークから卒業し、選手が安心してコートに立ち、持てる力のすべてを発揮できるような、そんな温かくも頼もしいサポートを目指していきたいものですね！
以上、広報担当のK藤がお届けしました！次回のレポートもお楽しみに！
