Phoenix-Aichiオンライン教室
結果が出ない自分に降伏せよ!
『演じる力』で限界突破する新・成長論
2025年6月12日オンライン教室レポート
Opening: なぜ頑張っても結果が出ないのか?
「毎日、必死に練習しているのに、なぜかライバルに勝てない…」
「新しいことに挑戦したいけど、一歩が踏み出せない…」
そんな風に感じているあなたへ。今回のオンライン教室では、元プロ野球選手で、現在はビジネスコーチとして活躍する高森勇旗さんの著書『降伏論 「できない自分」を受け入れる』を題材に、停滞を打破し、爆発的に成長するためのマインドセットと具体的な行動について探求しました。
【トオル】(00:25)
コーチ、正直、最近全然結果に満足できてないんです。練習はしてるつもりなんですけど…。
【中島コーチ】(00:40)
なるほどな。トオル、結果を出すために、今までと違う「新しい行動」って何かしてるか?
【トオル】(00:51)
いえ…。「今やってることを一生懸命にやっていれば、いつか報われる」って信じてます。
【中島コーチ】(01:00)
残念だが、それじゃあ結果は出ない可能性が高い。『降伏論』の著者も、1日2000回バットを振っても、6年間でヒット1本だった。根性論の先にある思考法を、今日は学んでいこう。
この記事を読めば、「結果が出ない自分」から脱却し、「結果を出す自分」へと変貌を遂げるための、具体的で強力なヒントが見つかるはずです。
この記事のKeyポイント
結果が出ない根本原因は「今までの自分のやり方、価値観」への固執にある。成功とは、過去の自分に「降伏」し、結果を出している人のやり方を徹底的に真似る(演じる)ことで手に入る。まずは思考のゴミ(未完了タスク)を掃除することから始めよう。
降伏①: 自分の「間違い」を認める勇気
成長の第一歩は、耳の痛い真実と向き合うことから始まります。「今の結果は、これまでの自分の選択が積み重なった結果である」という事実です。結果が出ていないなら、それは自分の判断や選択が「間違っていた」可能性が高い、ということを認めなければなりません。
【中島コーチ】(02:40)
結果が出ない人の最大の特徴は、「自分は正しい」「自分には能力がある」と本気で思い込んでいることだ。今の自分は、過去の自分の意思決定の結果。つまり、結果が出ていない時点で「今までのやり方ではダメだ」ということが証明されているんだ。
【アキコ】(03:50)
グサッときますね…。でも確かに、結果を出してる人のアドバイスより、つい自分のやり方を優先してしまう自分がいます。
【中島コーチ】(04:26)
そうなんだ。お金持ちの常識は貧乏人の非常識。モテる人の常識はモテない人の非常識。自分より結果を出している人のアドバイスが理解できなくても、まずは素直に実行してみる。そのために、まず「今の自分ではダメなのかもしれない」と自分に降伏する必要があるんだ。
【応用】AIコーチに自己分析を頼んでみよう
AIに以下のプロンプトを入力して、客観的なフィードバックをもらう練習も有効です。
あなたは世界最高のビジネスコーチです。私は「(あなたの目標)」を達成したいと考えていますが、ここ1年間、結果が出ていません。
私の日々の行動パターンは以下の通りです。
【私の行動】
- (例:毎日2時間練習するが、内容はいつも同じ)
- (例:新しい技術書を読んでも、実践はしない)
- (例:人からのアドバイスには「でも…」と返してしまう)
これらの情報に基づき、『降伏論』の観点から、私が固執している「間違った価値観」や「変えるべき思考」を、遠慮なく5つ指摘してください。
降伏②: 心の抵抗こそが「変化のサイン」
新しい挑戦や、結果を出している人からのアドバイスに対し、「でも…」「時間がないし…」「無理だよ…」といった言葉が浮かんだ経験はありませんか?実は、その「心の抵抗」こそが、自分が変わるべき最大のチャンスを示しています。
【トオル】(06:01)
コーチに「副業始めたら?」って言われても、「でも、会社で禁止されてるし…」ってすぐ思っちゃいます。
【中島コーチ】(06:20)
その「デモ」が自己変革の最強の敵だ。「デモ」と言いそうになったら、即座に「やってみます!」と打ち消す。ラピュタの「バルス」みたいにな。
【アキコ】(09:30)
知らない人に声をかけるとか、怖いし抵抗があります…。
【中島コーチ】(10:15)
芸術家の岡本太郎は「怖いと思ったら、怖いほど逆にそこに飛び込むんだ」と言っている。足がすくむこと、心が抵抗することほど、やってみる価値がある。それを乗り越えた時、自己肯定感も爆発的に上がるんだ。
自分の延長線上にない結果を手に入れるには、逆走するくらいの行動の変化が必要です。「怖い」「やりたくない」と感じた時こそ、成長の扉が開くサインなのです。
Takeaways: コーチング的5つの学び
今回のセッションで得られた、あなたの成長を加速させるための5つの重要な学びをまとめました。
【参加者】
今日の話、すごく刺さりました。特に、未完了のタスクがエネルギーを奪うっていうのは、目からウロコでした。LINEの返信、すぐやります!
1. 「未完了タスク」を根絶する
やろうと思っているけど後回しにしている事柄(LINEの返信、部屋の掃除、支払等)は、自覚がなくてもあなたの集中力を奪っています。まずこれらを紙に書き出し、「今やる」「やらないと決める」など、全てに白黒つけて頭をスッキリさせましょう。これがパフォーマンスを発揮するためのスタートラインです。(12:38)
2. 「使う言葉」を意識的に変える
言葉は行動を規定します。「難しい」→「面白そう」、「無理」→「楽勝だ」、「忙しい」→「大人気だな」のように、使う言葉をポジティブなものに強制的に変換する。バカみたいに思えても、この言葉の力があなたを行動へと駆り立てます。(18:00)
3. 尊敬する人を「完全コピー」する
結果を出している人を真似る時、「いいとこ取り」はNG。あなたには、その取捨選択をする能力がないから結果が出ていないのです。服装、口癖、考え方、歩き方まで、0から100まで全てを演じるように真似てみましょう。その人になりきることで、思考のOSが書き換わります。(19:50)
4. 「質」より、まず「圧倒的な量」
最初から質を求めてはいけません。仕事も練習も、まずは圧倒的な量をこなすこと。ガムシャラな行動の過程で、初めて「うまくいくパターン(質)」が見えてきます。量をこなす前に効率を語るのは時期尚早です。(22:55)
5. まずは「自分」を徹底的に満たす
自分が満たされていない状態では、誰かに与えることはできません。見返りを求めてしまうからです。他人の成功を心から祝福し、見返りなく与えられる人間になるために、まずは自分の人生を快適・快楽・幸福で満たすことに全力を注ぎましょう。溢れ出した幸せだけが、人を本当に助けられます。(24:22)
Action: アウトプット習慣チェックリスト
インプットだけでは人生は1ミリも変わりません。今日学んだことを「行動」に移して初めて、あなたの世界は動き出します。以下のチェックリストを使って、新しい自分への一歩を踏み出しましょう。
✅ アウトプット習慣チェックリスト
Closing: 「降伏」から始まる、本当の成長
今回のオンライン教室は、「今までの自分」という殻を破るための、力強いメッセージに満ちていました。「降伏」とは、諦めることではありません。むしろ、結果の出ないプライドを捨て、より高いステージに進むための「戦略的決断」です。
【アキコ】(27:45)
行動したくて、うずうずしてきました。人生は暇つぶしだなんて思えない。本気で欲しいものを手に入れたいって、改めて思いました。
【中島コーチ】(28:30)
その気持ちが大事だ。最後に言ったように、心の底から自分が満たされないと、本当に人に与えられる人間にはなれないからな。まずは自分を満たすために、今日学んだことを一つでも行動に移してみてくれ。
インプットで終わらせず、ぜひチェックリストのアクションを一つでも実行してみてください。その小さな一歩が、未来のあなたを大きく変えるはずです。次回のオンライン教室も、皆さんのご参加をお待ちしています!