Phoenix-Aichiオンライン教室
力を合わせて上達しよう!
格言:反応は選べる。
バドミントンが嫌いになる前に知りたい、ワクワクを取り戻す3つの秘訣
2025年7月11日
あんなに大好きだったバドミントンを、嫌いになりかけていませんか?「楽しい」から始まったはずなのに、いつの間にか増える注意、積み重なるミス、そして焦り。そんな不毛な日々から抜け出し、もう一度心からバドミントンを楽しむためのヒントがここにあります。
こんな悩み、ありませんか?
- 怒られてばかりで、やめようかと考えてしまう…
- やりたい練習に取り組める場所が見つからない…
- ミスを恐れて、思い切ったプレーができない…
- 球拾いの時間ばかりで、上達を実感できない…
- 人によって言うことが違い、何を信じればいいか分からない…
- 周りの目が気になり、プレーに集中できない…
- チーム内の人間関係に疲れてしまった…
提案1:【心】価値観を変える – 「反応は自由」という最強の武器
「なぜできないんだ!」と厳しい言葉をかけられた時、あなたの心はどんな反応をしますか?「つらい」「やめたい」と感じるのは自然なことかもしれません。しかし、その反応、本当にコントロールできないのでしょうか。
精神科医ヴィクトール・E・フランクルは、ナチス強制収容所という極限状況を生き抜いた経験から、不朽の言葉を残しました。
「あらゆるものを奪われた人間に残された、たった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分のあり方を決める自由である。」
– V.E.フランクル『夜と霧』より
これは、どんな状況下でも「どう反応するか」は私たち自身が選択できる、という力強いメッセージです。行動の自由がなくても、心の自由は誰にも奪えません。
コートの上で起きる出来事も同じです。厳しいアドバイスを「非難」と捉えて落ち込むことも、「成長への刺激的なヒント」と捉えて燃えることも、あなたが選べるのです。怒られたときに「つらい」と感じるのではなく、「この経験が私を強くする」「この熱意、面白い!」と感じることも可能です。
ワクワクする感情さえも、自分で選択できる。 これが「反応は自由」という価値観です。この力強い考え方を手に入れたとき、あなたはもっと自由になれるはずです。
提案2:【技】練習方法を選ぶ – 自分だけの成長ロードマップ
「基礎打ちとゲーム練習ばかりで、課題を克服する時間がない」。そんな悩みを抱えていませんか?上達には、自分の課題に特化した練習が不可欠です。
漠然と練習をこなすのではなく、今の自分に必要な要素(例:クリアの飛距離、ヘアピンの精度、フットワークの速さ)を明確にし、それに特化した練習メニューを自分で選び、組み立ててみましょう。
練習メニューの考え方の例
- 課題:バック奥に追い込まれてからの返球が甘くなる。
- 練習メニュー:
- フットワーク練習:バック奥へのステップを反復。
- 手投げノック:バック奥へのシャトルを手で投げてもらい、様々なコースへ打ち返す。
- 半面シングルス:バック側半面のみを使い、ラリーを続ける。
自分に合った練習方法を知り、主体的に取り組むことで、練習は「やらされるもの」から「自らを成長させるためのプロジェクト」に変わります。そのプロセス自体が、新たなワクワクを生み出すのです。
提案3:【体】存分に練習する – ワクワクを育む環境づくり
心と技の準備が整っても、それを実践する「場」がなければ意味がありません。あなたが本当にやりたい練習に、心ゆくまで打ち込める環境はありますか?
時には、今のチームやサークルだけでなく、外部の練習会に参加したり、気の合う仲間とコートを借りたりと、自ら環境を創り出す勇気も必要です。24時間利用可能な練習場所など、新しい選択肢も探してみましょう。
周りの目を気にせず、自分の課題に没頭できる時間と場所を確保すること。それが、あなたの成長を加速させ、失いかけた情熱に再び火を灯すための最後のピースです。
さあ、あなたのワクワクを、もう一度育てよう。
バドミントンを始めた頃の、あの純粋な「楽しい」という気持ち。それは決して消えたわけではありません。少し見えにくくなっているだけです。
「反応は自由」という心の盾を持ち、自分だけの練習計画を立て、思い切り羽ばたける場所を見つける。この三つの提案が、あなたのバドミントンライフを再び輝かせるきっかけになることを願っています。
それぞれのワクワクを、力を合わせて育んでみませんか?