2025年5月17日オンライン教室レポート:トオル先生と学ぶ、勝つための思考とAI活用術!
目次
はじめに:今夜もトオル先生は絶好調…のはずが?
アキコ:「やっほー、みんな息してるー?アキコよ!今夜も始まったわね、トオルのオンライン教室。…っていうかトオル、今日の回線、またちょっと怪しくない?まさかとは思うけど、裸でハンモックに揺られながら配信…なんて荒業じゃないでしょうね?前にそんな情報がチラッと聞こえてきたけど?(笑)」
トオル:「アキコ先生、いきなり核心を突くのはやめてくださいよ!ちゃんと服着てますし、真面目にやってますって!…電波は、まあ、山の天気みたいなもので…ご愛嬌ということで(汗)。それより、今日も目からウロコの情報満載ですから、期待してください!」
アキコ:「あら、威勢がいいわね。その言葉、信じさせてもらうわよ?最近じゃAIと共同作業で、なんかすごいイラストを生み出そうとしてるって噂じゃないの。変なシャトルの絵とか作って、ヨッシー君たちを困らせてないでしょうね?」 (動画 06:55~)
トオル:「うっ…(汗)。AIとの連携も、試行錯誤の連続でして…。でも、それも新しい挑戦ですから!今日のテーマにも通じる部分があるんですよ、実は」
バドミントン技術の深淵へ
閃光のフリッカージャブ!その威力と秘密 (動画 10:13~)
トオル:「さて、本題です!今日の技術解説は『フリッカージャブ』。皆さん、聞いたことありますか?ボクシングの世界からヒントを得た打ち方で、シャトルを『押す』んじゃなくて『引く』ことで、とんでもない加速を生み出すんです」
アキコ:「へえ、『引く』?面白いわね。普通はシャトルを力強く『押す』イメージじゃない。本当にそれで速いスマッシュやドライブが打てるの?私たちみたいな、ちょっとパワーに自信がないプレーヤーでも希望の光になるかしら?」
トオル:「もちろんです!ケビン・サンジャヤ選手なんかもこの技術を巧みに使っていますよね。ポイントは、ムチのように腕をしならせて、インパクトの瞬間に手首や指でシャトルを鋭く『引く』こと。予備動作が少ないから相手に読まれにくく、少ない力で鋭いショットが打てる。まさに『こんな軽い力で!?』って驚くはずです。今までの常識が覆る体験ですよ!」
アキコ:「なるほどねぇ。鞭…猫の手…イメージは掴めてきたわ。でも、こればっかり練習して、他の基本がおろそかにならないようにしないとね。新しい技術に飛びつくのはいいけど、基礎あっての応用よ、トオル?」
トオル:「はい、アキコ先生のおっしゃる通りです!あくまで選択肢の一つとして、自分のプレースタイルに取り入れていくのが大事ですね。でも、このフリッカージャブ、数年後にはスタンダードな技術になっている可能性大ですよ!」
勝者のメンタリティとは?
「攻めのミスはOK」って本当?その甘え、命取りよ! (動画 17:44~)
アキコ:「ねえトオル、よく聞くじゃない?『攻めてる時のミスは仕方ない』とか『攻めのミスはOK』みたいな言葉。あれ、私ちょっと疑問なのよね。確かにチャレンジは大事だけど、それを言い訳にして安易なミスを繰り返してる選手、多くない?」
トオル:「アキコ先生、核心を突きますね…。その言葉、時として無謀なプレーを正当化し、成長の機会を奪う危険な罠なんです。考えてみてください。攻撃できる状況というのは、そもそも主導権を握っていて、多くの選択肢がある有利な状況ですよね?」
アキコ:「そうね。選べる立場なのに、わざわざ難しいショットを選んでミスしたり、簡単な球をネットにかけたり…。あれで『攻めた結果だから』って顔されても、こっちは『はぁ?』ってなっちゃうわよ」
トオル:「まさにそれです。有利な状況でのミスは、ただ1点を失うだけでなく、相手に『助かった!』という希望を与え、流れを一気に変えてしまうこともあります。本当に強い選手は、攻める時こそ冷静で、確実性を重視できる。リスクを抑えるべき場面では、しっかり抑える選択ができるんです」
アキコ:「『攻めの精度こそ勝利への最短ルート』ってことね。耳が痛い選手もいるんじゃないかしら?でも、これが現実よね。反省、反省っと」
情報過多の罠!「選べる」という過信が成長を止める (動画 31:33~)
トオル:「次に、情報との付き合い方についてです。今の時代、YouTubeとかで色々な指導動画が見られますよね。でも、色々な情報を見聞きしすぎて、逆に何が正しいのか分からなくなってしまう『情報メタボ』状態に陥っている人、いませんか?」
アキコ:「あー、いるいる!『Aコーチはこう言ってたけど、B選手の理論も良さそうだし、C解説者の戦術も試したい…』って、結局どれも中途半端になっちゃうパターンね。うちのチームの江戸さんとか、まさにその状態に片足突っ込んでるわよ、きっと(笑)」
トオル:「(苦笑) …でも、笑い事じゃないんです。元プロ野球の高森さんも言っていますが、『結果が出ていない人にアドバイスの優劣を判断する能力は残念ながらない』。自分で正しい情報を選べると思っている過信こそが、上達を妨げる大きな原因なんです」
アキコ:「うーん、厳しいけど真理ね。じゃあ、どうすればいいのよ?情報収集するなと?」
トオル:「いえ、情報収集が悪いわけではありません。大切なのは、『この人!』と決めた指導者を信じ抜き、その教えを徹底的に吸収すること。一つのことを極める前に、あれこれ手を出すのは非効率。A選手のスマッシュ、Bコーチのフットワーク、C解説者の戦術…全部いいとこ取りしようとしても、結局、誰の哲学もモノにできず終わってしまいます」
アキコ:「『賢者は多くを聞かず本質を掴む。愚者は選べると勘違いして全てを無駄にする』か…。私たちも賢者を目指さないとね。まずは目の前の練習に集中、よ!」
相手に「下駄を預ける」?上級者の揺さぶり戦術 (動画 1:05:58~)
アキコ:「そういえばトオル、さっき『相手に考える時間を与える』っていう話があったじゃない?あれ、ちょっと面白かったわ。『下駄を預ける』って表現してたけど、具体的にはどういうこと?」
トオル:「はい。これは、コート上で相手に意図的に選択肢を与えることで、逆にミスを誘うという戦術です。人間って、実は選択肢がない極限状態の方が集中力が高まってミスが少なかったりするんですよ」
アキコ:「なるほどね。甘いロブを上げちゃった時とか、もう返すしかないから必死で良い球が返ってきたりするけど、逆にオープンスペースが広がってて『どこに打とうかな♪』なんて考えると、とんでもないミスショット打っちゃったりするアレね?」
トオル:「まさにそれです!将棋の世界でも、わざと相手に手番を渡して、相手のミスを誘う『下駄を預ける』という手があるそうです。相手に『どうしよう?』と考えさせ、迷わせることで、思わぬミスを引き出す。これも一つの駆け引きですね」
アキコ:「深いわねぇ…。バドミントンもただ打つだけじゃなくて、相手の心理を読むことが重要ってことね。明日からの練習で、ちょっと意識してみようかしら。相手に『下駄』、預けちゃうぞってね(笑)」
AIは敵か味方か?トオル流・最新AI活用術 (動画 52:52~)
トオル:「そして、最近僕が注目しているのがAIの活用です。アキコ先生はAIって聞くと、どんなイメージがありますか?難しそうとか、自分には関係ないとか…」
アキコ:「うーん、正直まだピンとこないわね。シャトルのイラストをAIと一緒に作ってたみたいだけど、あれもなんだか大変そうだったじゃない? (動画 06:55~, 52:52~)」
トオル:「確かに、最初はコミュニケーションが難しい部分もあります。でも、AIは人間の能力を飛躍的に高めてくれる、いわば『ドーピング』のようなものなんです。使い方次第で、今までできなかったことができるようになる。例えば、練習メニューの提案、相手選手の分析、さらにはメンタルサポートまで…」
アキコ:「へぇ、そんなことまで?でも、AIに頼りすぎて、自分で考える力がなくなっちゃったりしないの?」
トオル:「そこがポイントです。AIを道具として使うのではなく、一緒に何かを作り上げていく『パートナー』として捉えるんです。AIと対話しながら、自分の考えを深めていく。そうすることで、人間の脳の差よりも、『AIを使っている人と使っていない人の差』が大きくなっていく時代がもう来てるんですよ」
アキコ:「なるほどね…。AIと『一緒に生きていく』感覚か。なんだかSFの世界みたいだけど、トオルが言うなら、ちょっと勉強してみようかしら。まずは、あの変なシャトルの絵をなんとかするところからね!(笑)」
トオル:「はい!ぜひ!AIに『もっとカッコいいシャトルにして!』ってお願いするところから始めてみましょう!(笑)」
おわりに:アキコ先生からの愛のムチ?
アキコ:「いやー、それにしても今日のトオルは冴えてたわね。フリッカージャブからAI論まで、頭がパンクしそうよ。でも、たまにはこういう厳しい話も聞かないと、私たちぬるま湯に浸かっちゃうからね」
トオル:「アキコ先生にそう言ってもらえると嬉しいです。今日の話が、少しでも皆さんの上達のヒントになれば幸いです。攻めのミスはOKなんて甘えたこと言わずに、一本一本集中していきましょう!」
アキコ:「そうね!『下駄を預けられて』慌てないように、しっかり自分の頭で考えてプレーしないとね。さて、皆さん、今回のオンライン教室はこの辺で。次回も熱い講義(とアキコのツッコミ)を期待しててちょうだい!トオル、あんたも練習しすぎとAIいじりすぎで体壊さないようにね!」
トオル:「はい!アキコ先生も、いつもありがとうございます!皆さん、また次回お会いしましょう!」