『自分のために生きると他人を好きになる』

「自分のためより、人のため」
という考え方に美徳や正義を感じる人も多いと思います。

人のために生きて幸せな場合もあるけれど、

「シャトルを集めてやってるのに、なぜ頑張らないんだ」 
「送り迎えしてやってるのに、なぜ足を出さないんだ」

という様に、自分が「人のためにやってる」と考えれば考えるほど、人への要望は高まり、不満や憎悪を生みます。

これくらい貢献しているのだから、これくらいはやって欲しいという100点からの引き算思考になるということです。

逆もまた然り。

「自分のために生きている」と考えると、人は何もしてくれないということが基準になります。

だからちょっとした優しさに触れても幸せを感じます。

同じ80点の振る舞いでも、100点基準だと20点の減点ですが、0点基準だと80点の大きな加点ですから。

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