動きの哲学:横振りから学ぶ自己理解の道

人の動きには、その人の内面が映し出されると言います。コートでプレイヤーの癖を見抜くように、私は日常でも人の動きをついつい観察してしまうのです。

特に気になるのが「欽ちゃん走り」に代表される、手を大きく横に振って歩く人たち。彼らを見るたび、なぜか違和感を覚え、「価値観が合わないだろう」と決めつけていました。

指導者として多くの選手の動きを見てきた経験から、今日ふと気づいたのです。その大きな腕振りから感じられるのは、まるで試合前の高揚感のような「圧倒的なポジティブオーラ」。

一方の私は、試合の組み立てを慎重に考えるように、日常でもネガティブな思考に傾きがち。そのあまりにも対照的な内面性が、私の「合わない感」の正体だったのでしょう。

しかし競技の世界では、ポジティブすぎると隙を見せることもありますが、同時にピンチを跳ね返す強さにもなります。相手の弱点を見つけるように自分自身を分析し、気づいた今、変化する勇気が湧いてきました。

明日から、少しずつ自分の歩き方を変えてみようと思います。身体の動きが変われば、心も少しずつ変わるかもしれません。コートの外でも、新たな自分との出会いを楽しみに。

今日からちょっとだけ、手を横に振って歩いてみませんか?その小さな変化が、あなたの中に新しい風を吹き込むかもしれません。

 

ブログ一覧へ戻る

HOMEへ戻る

 

スポンサーリンク