その”押し”が命取り？！ミス激減の「フラット打法」徹底解剖！
はじめに：なぜあなたのシャトルはネットを超えるのか、それとも越えないのか？
どうも！あなたのバドミントンライフを勝手に熱血サポート！広報担当カオルです！
さて皆さん、日々の練習お疲れ様です。ところで、練習中や試合中、「あとちょっとだったのに！」とシャトルがネットに引っかかったり、「なんで今のがアウトに！？」なんてこと、ありませんか？特にネット前での繊細なタッチ、これがまた難しいんですよねぇ…。
今回のオンライン教室では、そんな永遠の課題ともいえる「シャトルコントロールとミス」について、目からウロコの（人によっては耳が痛い？）レポートをお届けします！「自分、結構イケてるぜ」と思っているそこのあなたも、意外な落とし穴にハマっているかもしれませんよ？
衝撃の事実！良かれと思った「もっと押せ！」がミスを量産するワケ
今日の教材はこちらの図。（画像参照：シャトルが切れることによるミス）
ネット前でシャトルが浮いてきた、チャンス！…のはずが、ラケット面を上に向けて、優し～くフワッと押し出そうとした結果、シャトルは無情にもネットの白い帯に吸い込まれる…。よく見る光景です。
こんな時、周りから「もっとしっかり押せ！」なんて声が飛んできたり、自分でも「もっと押し込まないと！」と思いがち。しかーし！ それが大きな罠なんです！
教材にもある通り（【画像内テキスト参照】「このようなミスに対し「もっと押せ！」と言われたり、思ったりすると、さらに押し、さらに切れることで、ミスが多発化します。」）、この「押す」意識が強すぎると、無意識のうちにラケット面でシャトルを「切って」しまい、結果としてシャトルは失速、コントロール不能に陥るんです。まさに悪循環。良かれと思ったアドバイスが、実はミス製造機だったなんて、皮肉ですよね？
脱・スライス宣言！「フラットに当てる」こそ正義
じゃあどうすればいいの？答えはシンプル。「フラットに当てる」、つまりシャトルに余計な回転をかけずに、ラケット面をまっすぐ当てることです。
「そんなの当たり前じゃん」って？いやいや、これが意外とできていない人が多いんですよ。特に「シャトルをコントロールしなきゃ」という意識が強い人ほど、無駄な小細工をしがちなんです。
【教材ポイント1】シャトルの位置？いいえ、「ラケット面の向きと軌道」が全てです！
（画像参照：フラット、やや切れる、切れすぎの比較図）
よく「シャトルを体の前で捉えろ」とか「引き付けて打て」とか言いますよね。それももちろん大事。でも、こと「シャトルを切らない」という点においては、シャトルの位置は実は二の次！（と教材にはっきり書かれています。「実はシャトルの位置は無関係。」）
重要なのは、「ラケット面を、シャトルに対して垂直な方向に動かす」こと。これだけです。本当にこれだけ。ラケット面がシャトルに当たる瞬間、そしてその前後で、面が変に上を向いたり下を向いたり、あるいは横滑りしたりしなければ、シャトルは素直に飛んでいきます。シンプルでしょう？でも、シンプルだからこそ奥深い。
教材の図で言う「フラット」な状態を目指しましょう。「やや切れる」でもまだマシですが、「切れすぎ（当たらない）」は論外です！練習あるのみ！
【教材ポイント2】手打ちじゃ限界！「体全体で垂直に押す」感覚を掴め！
（画像参照：身体全体でラケット面を移動！）
さて、ラケット面を垂直に動かすと言っても、手先だけでやろうとすると、やっぱりブレるし、力も伝わりません。そこで重要になるのが、「体全体を使ってラケット面を運ぶ」意識です。
教材にも「左足を残した状態で、ミスをしないように押すから切れるので、身体全体を移動させて返球すると良い。」とありますね。これは特にネット前での処理を想定していると思われますが、どんなショットにも通じる極意です。
手だけで「エイッ」と押すのではなく、足からのエネルギーを体幹を通じて腕、そしてラケットに伝える。体全体が一つのユニットとなって、ラケット面をシャトルに対してまっすぐ、そして力強く押し出すイメージです。（【図解チェック！】画像右下のシルエットがそのイメージに近いですね。）
これができれば、余計な力みも減り、結果としてシャトルも切れにくくなる。おまけに体への負担も軽減されて、一石二鳥どころか三鳥くらいのメリットがありますよ！サボってた体幹トレーニング、再開の時かもしれませんね？
今日の教訓：意識一つでコートが見違える！さあ、練習だ！
いかがでしたか？今回のオンライン教室レポート。「フラットに当てる」、言葉にすれば簡単ですが、体に染み付いた癖を直すのは一筋縄ではいかないかもしれません。
でも、大丈夫！この「ラケット面を垂直に」という意識と、「体全体で運ぶ」という感覚を頭の片隅に置いて練習に取り組めば、あなたのショットは必ず変わります。ミスの数が減れば、ラリーも続くし、何よりバドミントンがもっと楽しくなるはず！
「知ってる」と「できる」の間には、深くて長い川が流れています。その川を渡る唯一の方法は「実践」あるのみ。今日の学びを無駄にせず、次の練習から早速試してみてくださいね！
以上、広報担当カオルがお届けしました！次回もお楽しみに！
