2025年5月25日オンライン教室レポート:「能動的尊敬」で変わる!弱者の戦略とトップ選手分析の夜

はじめに:気づきの兆しと変化への一歩

(00:05:13頃~)

アキコ:みなさん、こんばんは!アキコです!今日もトオル先生のオンライン教室、始まるわよ〜!なんだか最近、みんなの視点が変わってきてる気がするのは私だけかしら?

トオル:ええ、その「気がする」という感覚、大事にしてください。メッセージを読んでいると、確かに皆さんの気づきが増えてきている印象があります。ただし、あくまで「気がする」レベルですけどね。

アキコ:あら、トオル君にしては珍しく褒めてる?でも最後に釘を刺すのは相変わらずね(笑)

トオル:(苦笑)まあ、正直に言えば、私の要求レベルからしたら、まだまだ相当低いですよ。でも、それを言うとやる気がなくなるでしょう?だから普段はあまり言わないんです。

アキコ:ひぇ〜!厳しい!でも、そんなトオル君の高い要求があるからこそ、私たちも成長できるのよね。今日も濃い内容になりそう!

「能動的尊敬」をデザインせよ!相手を尊敬する技術

なぜ尊敬が最強のドーピングなのか

(00:08:42頃~)

トオル:今日最初にお話ししたいのは「能動的尊敬」という概念です。これ、私が作った言葉かもしれませんが、本当にあるかもしれません。でも、そんなことはどうでもいい。

アキコ:能動的尊敬?なんだか難しそうな言葉ね。普通の尊敬と何が違うの?

トオル:多くの人は、尊敬というものを「圧倒的な実力や素晴らしい人格に触れた時に自然と湧き上がってくる感情」だと思っています。まるで運命の赤い糸を待つかのようにね。

アキコ:うん、確かに!「あの人すごいから尊敬してる」とか「リスペクトできない相手とやると調子悪い」とか、よく聞くわ。

トオル:でも考えてみてください。誰かを尊敬できた時、あなたの心やプレイにどんな影響がありますか?冷静になれる、相手の良いプレイを素直に認められる、燃えてくる…尊敬は実は超強力な精神安定剤であり、最高のドーピングなんです。

「これほど強力な効果を持つ尊敬を、素敵な誰かとの偶然の出会いに任せておくのは、非常にもったいないし、怠慢だ」

妄想でもいい!尊敬の作り方

アキコ:でも、どうしても尊敬できない相手っているじゃない?うざいなこいつ、とか思っちゃう時とか…

トオル:だから発想を変えるんです。尊敬は「感じるもの」ではなく「見つけに行く」、いや、むしろ「作りに行くもの」です。

アキコ:作る!?尊敬を作るってどういうこと?

トオル:例えば「うざいなこいつ」と思ったら「粘り強いなこいつ」「ある意味すごい執念だな」と変換する。「フォーム汚いけど、あのコースに打てるのは地味に練習してるせいかな」とか、何でもいいんです。こじつけ、むしろ妄想でもいい。

アキコ:妄想!?それでいいの?

トオル:どうしても見つからなければ作ればいい。「あいつ、毎朝5時に起きて新聞配達してから練習来てるらしいぜ」とか「試合後、体育館中のゴミ拾いして帰ってるぞ」とか。実は裏で世界平和のために戦ってる地球防衛軍だったとか(笑)

アキコ:ちょ、ちょっと!最後のは盛りすぎでしょ!(笑)

トオル:真実かどうかなんてどうでもいいんです。大事なのは、あなたが相手に対してリスペクトの眼差しを向けること。その視線があなたの心を整え、プレイを研ぎ澄ますんです。

強者の真似は死への道?弱者だからこその戦略論

呂布の一騎打ちに学ぶ愚かさ

(00:29:59頃~)

アキコ:次は「強い人と同じことをしても勝てない」って話ね。これ、ちょっと耳が痛いわ…

トオル:(皮肉っぽく)強者の真似をして勝てると思ってるんですか?能力差という、目を向けたくないけど無視できない壁があることを、皆さん理解していますか?

アキコ:うっ…でも、強い選手の真似をするのは当たり前じゃない?

トオル:戦国時代で考えてみましょうか。めちゃくちゃ強い呂布という武将がいたとします。誰とやっても無双、天下無双。一騎打ちで勝てる人はいません。

アキコ:三国志の呂布ね!確かに最強だったって聞くわ。

トオル:呂布が「おい、出てこいや!一騎打ちだ!」と言う。それが強者の戦い方。で、弱い奴がのこのこ行って同じ戦い方して「おい、出てこいや!」って…勝てるわけないでしょう?

アキコ:あ、確かに…それはバカすぎる…

トオル:でも、バドミントンでそれをやってるんですよ、皆さん。強い選手のアドバイスを聞いて、それをそのままやるってことは、呂布の言う通り一騎打ちをやらされて負けるってことです。

強い選手のアドバイスの罠

アキコ:じゃあ、強い選手にアドバイスをもらうのはダメってこと?

トオル:強い選手は強い選手のやり方しか知らないんです、大概の場合。「気合いでバシッと打つ」とか「もっと足だ足だ!」とか、その程度のことしか言えません。できちゃうから。

アキコ:あー、確かに「もっと動け!」とか言われても、どう動けばいいかわからないもんね。

トオル:そういうアドバイスを真に受けて、フットワークを鍛えますって言うと、結局脚力の差で負けるわけです。これが強者が勝ち続けるメカニズムでもあります。弱い奴に弱い戦い方をさせないで、無謀に死んでいってもらうってことですね。

「世の中では強い奴のアドバイスを聞くのがいいと思ってるボンクラが多い。頭悪いと思いませんか?」

マウンティングは自分の心の鏡?傲慢さの自覚

(00:20:59頃~)

アキコ:あと、マウンティングされたと感じるのは勘違いって話もあったわね。これも刺さる人多そう…

トオル:見下されたと感じる時って、基本的に相手を格下だと見なしている時が多いんじゃないですか。

アキコ:え?逆じゃない?

トオル:本当にトップ選手に「お前弱いな」って言われても、別に何とも思わないでしょう?でも、自分と同じくらいか少し下だと思ってる相手に言われたらカチンとくる。

アキコ:あ…確かに…!

トオル:マウンティングされたというのは、あなたの心の鏡です。イライラの根源は「自分の方が上だ」という傲慢さかもしれません。私はあまりマウンティングされたと思わないんですよ。基本的に人のことを舐めてないからでしょうね。

世界レベルの技術分析:松友選手のレシーブの秘密

ラケットヘッドの位置が勝負を分ける

(00:34:18頃~)

アキコ:今日はトップ選手の動画分析もやったのよね!松友・渡辺ペアの試合。

トオル:ええ、敗北した試合ですが、非常に学ぶことが多い。ポイントは松友選手のレシーブ力、特に構え方が少し時代遅れという点です。

アキコ:時代遅れ!?オリンピックチャンピオンなのに?

トオル:松友選手はラケットヘッドが下に下がってしまうんです。女子ダブルスならまだいいんですが、男子の球速にはついていけない。実際、試合序盤で2発レシーブを決められて、相当不安になっていたはずです。

アキコ:どういうことかしら?

トオル:ラケットを下に構えていると、上から下に持ってきて面を作る必要がある。でも上に構えていれば、重力を使って下に下ろせるので速い。どちらにしても外れた時は動かさなければならないけど、上から下の方が物理的に速いんです。

チャイ選手に見る世界のトレンド

アキコ:じゃあ、今の世界のトレンドは?

トオル:チャイ選手のように、ラケットを上に上げて構えるのが主流になってきています。海外の選手もどんどん上げてきている。これに気づいている日本人がどれくらいいるか…調べてみたいですね。

アキコ:歯がゆいわね…一言アドバイスするだけでも違うのに。

トオル:(ため息)残念ながら、そういうことを見れるコーチがいないんですよ。いろんな人と話をすることが仕事になってしまって、じっくり動画を見る時間を取る人がなかなかいない。本当はそういうのをやらないとダメなんですけどね。

トモティの「太鼓の乱れ打ち」が生む奇跡の5連続得点!

感情表現とパフォーマンスの関係

(00:56:19頃~)

アキコ:そして今日の一番の発見!トモティ選手の「太鼓の乱れ打ち」!あれすごかったわね!

トオル:ミスした後の、あの「あー、やっちゃった!」みたいな太鼓の乱れ打ち。あれは本当に素晴らしいですよ。悔しいんだけど、ああやって表現することで、ネガティブになりすぎない。

アキコ:その後、なんと5連続得点だったのよね!

トオル:そうです。太鼓の乱れ打ちから5連続得点。これがバドミントンの恐ろしさです。でも、これが「いいぞ」だと分かる人は、日本中探しても相当少ないと思いますよ。

アキコ:トモティ君にわざとやってるのか聞いたら「たまたまです」って言ってたわ。素で出たって。

トオル:素で出たってことは、すごく悔しかったってことですね。でも重要なのは、これを自分で覚えておくこと。こういうことをした時にパフォーマンスが上がるんだと。

アキコ:でも、感情を出さない方がいいって教える指導者も多いのよね?

トオル:(苦笑)某日本のトップ選手も「感情を出さない方がいい」と言ってましたね。でももっと色々な視点を持った方がいい。人間がどういう時にパフォーマンスが上がるのか、低いレベルでも上のレベルでも共通してあることに、もっと興味を持つべきです。

「大体人間に興味ないですからね、みんな。だから気づかないんです。自分がどう評価されるかばかり気にして、人間ってどういう時にパフォーマンスが上がるんだろうって視点になかなかならない」

おわりに:探求する姿勢が成長を生む

アキコ:ふぅ〜、今日も濃い内容だったわね!能動的尊敬、弱者の戦略、感情とパフォーマンス…頭がパンクしそう!

トオル:大切なのは、いい話を聞けたと満足することじゃありません。その言葉の背景には何があるんだろう、この人はどんな経験からこの考えに至ったんだろうと探求する姿勢です。

アキコ:確かに、みんな答えるのに必死で、質問を返してくるのは鈴木さんくらいって言ってたわね。

トオル:そうです。評価じゃなくて探求。安易に「いい話聞けた」で終わらせず、疑問に思うことがあれば聞いてみる。それも一つのアクションです。

アキコ:うん!私も今日から、もっと「なぜ?」を大切にしていくわ!みんなも一緒に探求していきましょう!

トオル:それでいいです。まだまだ皆さんは私の求めるレベルには達していませんが…(ニヤリ)少しずつ変わってきているのは確かです。明日も頑張りましょう。

アキコ:最後まで厳しい!でも、それがトオル君の愛情表現なのよね。みなさん、今日もお疲れ様でした〜!

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