Phoenix-Aichi オンライン教室

予測は観戦を練習に変える!トップ選手の視点を盗む『打球予測トレーニング』の神髄

DATE: 2025年8月5日

霧に包まれた森の小道―先を予測する思考力と洞察の象徴

1. Opening: 「観る」から「読む」へ。試合観戦を能動的な学びに変える挑戦

2025年8月5日のオンライン教室は、ayako suzukiさんの呼びかけによる自主勉強会から始まりました。この日のテーマは、なんと「P・タン選手の試合動画を使った打球予測トレーニング」。ただ漠然とトップ選手のプレーを眺めるのではなく、一打一打を止めながら「次、どこに打つか?」を予測し、その根拠を議論するという、極めて能動的な学習です。

相手の体勢、試合展開、そして選手の意図までをも読み解こうとするこの試みは、単なる試合観戦を、思考力と観察眼を鍛える絶好の「練習」へと昇華させます。参加者の皆さんは、この挑戦にどのように向き合ったのでしょうか。

【ayako suzuki】(00:00:00)

今日は自主勉強会ですけど、どうしますか?…もうちょっとだけ待って誰も来なかったら予測練習やります。

【ayako suzuki】(00:00:00)

今日はちょっとP・タン選手の試合を見て予測練習をしようと思います。

この呼びかけから、バドミントンの新たな楽しみ方、そして深い学びへの扉が開かれました。

今日のKey takeaway

打球予測は、選手の「思考」をトレースする行為。なぜそのショットを選択したのか?その背景にある戦術や意図を想像することで、試合をより深く理解し、自身のプレーの引き出しを増やすことができる。

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2. Prediction Practice: 一打一打に思考を巡らせる。予測セッションの現場

練習が始まると、ayako suzukiさんは動画を細かく止め、参加者に次の一打を問います。同じ場面でも、安全策を取るか、厳しいコースを狙うか、参加者の予測は見事に分かれました。

最初の予測:ロブか、センターか

最初の場面。P・タン選手の一打について、予測が交錯します。

【つげよしゆき】(00:03:51)

ストレートでロブです。

【岩崎かおり】(00:03:51)

ロブかな。はい。なんか普通にもうセンターに…安牌っていうかなんか…自分だったら。

【ayako suzuki】(00:05:49)

私もストレートだと思いました。じゃ、一旦見ます。はい。ストレートでした。

結果はストレート。しかし、なぜセンターが「安牌」だと感じたのか、なぜストレートを予測したのか。その思考プロセスを共有すること自体が、大きな学びとなります。

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3. Deep Dive: なぜ予測は外れたのか?トップ選手の思考の深淵

予測トレーニングの醍醐味は、予測が外れた時にこそあります。参加者の誰もが「ない」と思ったコースへ打たれた一打。その背景にはどんな意図が隠されているのでしょうか。

予期せぬ一打への驚きと考察

ある場面で、P・タン選手は参加者の予測を裏切るショットを放ちます。その一打は、次の一手を読むことの難しさと奥深さを浮き彫りにしました。

【ayako suzuki】(00:07:57)

(予測とは違うコースに打たれ)ああ、ここはね、絶対ないと思った。…なんでこれ何狙うの?次これ。全衛絶対取れないじゃん。

【岩崎かおり】(00:07:57)

100% 取れないし。…すごいね、これなんでここなんだろう。

この「なぜ?」こそが、思考を深める絶好の機会です。相手の体勢が崩れていたから?あえて相手の意表を突いたのか?それとも、単純なミスだったのか?正解は一つではないかもしれませんが、様々な可能性を議論することで、選手の視点に一歩近づくことができます。

また、セッションの終盤では、驚異的なカウンターショットも飛び出しました。

【ayako suzuki】(00:56:23)

めっちゃカウンターにびっくりしてる。1回でもなんかここで止まったよね。…ほら、ここで緩めたじゃん。ほら、P・タンが行くと思ったのかな?

【岩崎かおり】(00:56:23)

軌道的にアウトっぽそう。…(打った後)え、よく飛ん(だね)…もう足が後ろに後ろの後ろまで行ってる。

トップ選手の見せる予測不能なプレーは、私たちにバドミントンの奥深さと、さらなる探求の面白さを教えてくれます。

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4. Takeaways: コーチング的5つの学び

今回の打球予測トレーニングは、コーチ不在の自主練でしたが、コーチングの観点からも非常に多くの学びがありました。特に重要なポイントを5つに凝縮します。

1

「観戦」を「仮説検証」に変える

ただ見るのではなく「次はこう打つだろう」という仮説を立てて観戦する。結果と比べることで、選手の思考を能動的に読み解く訓練になる。

2

予測の根拠を言語化する

なぜそう予測したのかを言葉にすることで、自分の思考パターンや着眼点が明確になる。他者と共有すれば、新たな視点も得られる。

3

予測が外れた時こそ最大の学び

「なぜ?」を深掘りすることで、自分の常識や固定観念を打ち破るトップ選手の思考に触れることができる。その意外性にこそ成長のヒントがある。

4

多様な視点を受け入れる

同じ場面でも人によって予測は異なる。自分にはなかった発想に触れることで、戦術の幅やプレーの選択肢が広がる。

5

楽しむことが継続の鍵

クイズのように予測を楽しむことで、難しい戦術分析も飽きずに続けられる。この「面白さ」が、上達への強力なモチベーションとなる。

【ayako suzuki】(00:56:23)

すごいね。これ面白かったね。本当続き…ちょっともし今度続きやれたらこれや。面白かった。

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5. Action: 打球予測力アップ・チェックリスト

学びを行動に移してこそ、力になります。今日から実践できる、打球予測能力と観察眼を鍛えるためのチェックリストです。

アウトプット習慣チェックリスト

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6. Closing: 予測の先に、成長がある

今回のオンライン教室は、試合観戦という身近な行為が、いかに深く、能動的な学びの場になりうるかを教えてくれました。一打一打の背景にある選手の思考を読み解こうとすることで、私たちのバドミントンを見る目は、より鋭く、より洞察に満ちたものになるでしょう。

予測が当たれば自信に、外れれば新たな発見に。この繰り返しこそが、私たちを成長させてくれます。参加者の皆さんの探求心あふれる議論は、まさにその実践でした。

【ayako suzuki】(00:56:23)

終わりますか?10時です。…はい。じゃあ今日はこれで終わります。

【岩崎かおり & つげよしゆき】(00:56:23)

ありがとうございました。

この日の探求は一旦ここで幕を閉じましたが、「予測する」という新たな視点を得た参加者の皆さんのバドミントンライフは、きっとこれまで以上に豊かになるはずです。次回のオンライン教室も、皆さんのご参加をお待ちしています!

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