その「選ぶ」がアナタを沼らせる? – 情報過多時代のバドミントン上達論 –
どうも、広報担当ユウスケです! 今日のオンライン教室は、いつも以上にアツい議論が交わされましたね!特に「情報との向き合い方」については、耳の痛い話も多かったんじゃないでしょうか?(笑)
「もっと上手くなりたい!」その一心で、色々な情報にアンテナを張っている皆さん。素晴らしい向上心です。でも…ちょっと待ってください。その**「選ぶ」という行為、実は上達の邪魔になっている**としたら…?
今日のレポートは、そんなドキッとするテーマでお送りします!
なぜ「選ばない」ことが大切なのか?衝撃の事実!
「全面的に信じるのは危険」という思い込みこそが危険!?
いきなりですが、元プロ野球選手の高森勇旗氏が著書「降伏論」で喝破されているように、結果が出ていない人に、アドバイスの優劣を判断する能力なんて、残念ながらありません。
「え、でも色々な意見を聞いて、自分に合うものを選ぶのが普通じゃない?」 そう思ったアナタ、危険信号です! オレオレ詐欺にはあれだけ警戒するのに、ことバドミントンのアドバイスとなると、なぜか自分で「吟味」できると思っちゃうんですよね。不思議!
その「自分で選べる」という過信こそが、上達しない人を大量生産している元凶かもしれません。「盲信しないこと」が危険だなんて、考えたことありますか?
「勉強熱心」の落とし穴 – 聞けば聞くほどうまくいかない怪奇現象
インプット過多の悲劇 – YouTubeサーフィン、本当に成長してる?
子供の頃、昆虫図鑑を見て「これはミヤマクワガタ!」と覚えた経験、ありますよね? あれと同じで、多くの人は情報収集を「勉強」だと思い込んでいます。
バドミントンの世界でも、それは同じ。
- とにかく色んな人に聞きまくる!
- YouTubeでスーパープレーや解説動画を見まくる!
- ネットで最新のテクニックを検索しまくる!
これらを「熱心な勉強」だと信じて疑わない。でも、正直に言います。聞けば聞くほど、見れば見るほど、調べれば調べるほど、何が正解か分からなくなるのがオチです。まるで出口のない迷路。
そして、その「正解」を求めて、さらに情報収集の旅へ…。キリがないですよね? 「自分には情報を選び抜く能力なんて、まだ備わっていないんだ」と、いい加減、認めてみませんか?
アウトプットこそが王道!無能な自分(失礼!)を認めるところから。
インプットばかりに時間を費やすより、**「何をアウトプットするか」「どう実践するか」**にエネルギーを注ぎましょう。情報メタボから脱却するんです!
セカンドオピニオンという名の「迷走特急券」買ってませんか?
一人の師匠を信じ抜く強さ
本気で一つの道を究めようとしている人は、他の師匠の言葉にそうそう耳を貸しません。なぜなら、異なる哲学が混ざることで、習得のスピードがガクンと落ちることを知っているからです。純度が下がるんですよ、純度が!
YouTubeの「イイトコ取り」が一番ダメな理由
でも、多くの人はどうでしょう? YouTubeでA選手のスマッシュ理論を見て「なるほど!」、Bコーチのフットワーク論を見て「これも良さそう!」、C解説者の戦術論を読んで「取り入れよう!」。
…で、結局どうなるか? Aさんの哲学も、Bさんの哲学も、Cさんの哲学も、何一つ自分のものにできず、全部が中途半端。 それでも「自分には取捨選択できる知能が備わっている」と勘違いしちゃうんですよね。伸び悩んでいる時点で、その「知能」は幻想だって気づきましょうよ!
そもそも「正しい情報」なんて選べるわけがないという残酷な真実
結果が出ていないなら、判断能力もない(キッパリ)
ネットや周囲に溢れる大量の情報から、「これは良い!」「これは今の自分に必要!」と取捨選択しようとしがちですが、もしアナタに本当に正しい取捨選択ができる頭脳があるなら、とっくに結果が出ているはずです。厳しいですか?でも、これが現実。
そもそも、世の中に100%絶対的に正しいことなんて存在しません。それなのに、「これはいいことを言っている」と、自分にはその真偽を見抜く力があると思い込んでいる。その傲慢さが、成長を止めているのかもしれません。
「賢者」と「愚者」の決定的な違い – あなたはどっち?
賢者は多くを聞かず、本質を掴む
本当に賢い人は、自分を賢いなんて思っていません。だから、むやみやたらに多くの情報を求めたりしないんです。一つの教えを深く掘り下げ、その本質を理解しようとします。まさに「一を聞いて十を知る」ですね。
愚者は「選べる」と勘違いし、全てを無駄にする
一方、自分を賢いと勘違いしている人は、「自分には選ぶ権利も能力もある」と思い込みます。 そして、あちこちからアドバイスを求めては、結局どれも活かせずに終わる。「十を聞いて、間違えて理解する」タイプです。耳が痛い!
それでも「イイトコ取り」しますか? – 「入れていけ」vs「決めにいけ」の迷宮
例えば、あるコーチには「もっとシャトルを入れていけ」と言われ、別のコーチには「チャンスは決めにいけ」と言われたとします。 この時、「なるほど、場合によって使い分ければいいんだな!」と安易に“イイトコ取り”を狙うと、大抵うまくいきません。
なぜなら、それぞれの指導の背景にあるコンセプトや哲学を理解できていないから。結局、どっちつかずのプレーになり、「虻蜂取らず」で終わるのが関の山です。
【結論】今こそ「選ぶ」のをやめて、バドミントンに没頭しよう!
今日のオンライン教室の内容、いかがでしたか? 「取捨選択をやめよう」なんて、普通とは真逆のアドバイスに聞こえるかもしれません。
でも、考えてみてください。 結果が出ていないうちは、誰か一人、何か一つ、信じられる教えを見つけて、まずは徹底的にやってみる。 情報という名の誘惑を断ち切り、一つのことに没頭する。
それは、ある意味で「思考停止」かもしれません。でも、結果が出ていない段階での「浅い思考」でこねくり回すより、よっぽどマシだと思いませんか?
今日の話、かなり辛口だったかもしれません。 でも、もしアナタが本気で変わりたいなら、この「取捨選択のワナ」から抜け出す勇気を持つことが、その第一歩になるはずです。
さあ、明日からの練習、何を選ばずに取り組みますか?
広報担当ユウスケでした!また次回のレポートでお会いしましょう!